
ども!たろーくんです。本日は、たろーくんの転換点とも言える月次の収支が黒転(黒字転換)した「らくらく支出分析法」をレクチャーします。
名付けて「it’s automatic法」!(年代バレ)
・・・いちいち明細を記述しないでいいので手間暇いらずなので、ぜひ持って帰ってください。サンプルファイルのプレゼントもあります。
理論編
家計簿をつけることはすごく大事なことだと思います。ただ、寝る間を惜しんでやるくらいであれば、書き込む作業を自動化したいと思いませんか?それを可能にする方法があるのです。
しかも無料でできます。マネーアプリみたいに月額料金もかかりません。
支出分析に用いるのは、たろーくん大好き”クレジットカード”です。
クレジットカードを、どんなときも、どんなときも♪切りまくることで、すべて明細を自動的に記録してもらうことができます。たろーくんは、コンビニでペットボトル飲料を1本購入する時も、駄菓子を買う時もクレジットカードで決済することにしています。
あまり知られていませんが、クレジットカードのマイページには、この利用明細をCSV出力できる方法があります。そもそもこんな機能は、経理じゃなかったら使っていなかったかもしれません。
必要なもの:クレジットカード(マイページ登録済)、PC、Excelソフト、初回30分(次月5分)
ほとんど備わっている機能ですが、たろーくんはこれまで1回だけCSV出力することができないクレジットカードがあったように思います。
そういった場合には素直に諦めるか、別のクレジットカードへの切り替えを検討してみたほうが良いかもしれません。たろーくんならそうします。
実技編(具体的な手順)
手順① マイページより利用明細をCSVにてダウンロード

月の途中でも利用明細をCSVで出力することができるのですが、分析する場合は、データが固まる月締めのタイミングでやるといいと思います。最近だとメールで「利用金額が確定しました」というメッセージが来るので分かりやすいですね。
CSVについても一応説明しますが、エクセルで開いて利用・分析することができるデータのことです。※Comma Separated Valueと言って、「カンマ(,)で区切られた値」という読んで字のごとく、カンマで区切られた書式等含まないデータになっています。
まずはダウンロードしたCSVファイルをExcelのファイル―開くもしくは、DD(ドラッグアンドドロップ)でも大丈夫です。利用明細とほぼ同様の項目をExcel上で触ることができます。
たろーくんは、水道光熱費からスーパー、コンビニで買うブラックサンダーまでクレジットカードで購入します。もちろん支出をしっかりと把握し還元を受けるためです。
購入データはクレジットカード会社のマーケティングに利用されているとは知りながら、還元率の誘惑には勝てません。というか私のデータなんかでいいなら、どんどんあげるので、もっと還元率を上げてちょうだい!っと思ってます(笑)。
▼▼クレジットカード活用法総論についてはこちら▼▼
手順② 表に「項目名」を追加

表にあらかじめ「項目名」がない場合は、画像を参照しながら行を追加してください。
ぱっと見で何を意味しているか分かるので飛ばしたい気もしますが、これからやる”ピボットテーブル分析”では、表上に項目がないとできないという性質があります。
次に、CSVを出力すると、利用店舗と金額と日時が載っています。表の一番右に備考や列を一行追加して支出の内容を整理します。「データ入力規則」を利用してリストを利用すると便利です。
手順③ 入力補助用の「リスト」を作成

自分が分析したいカテゴリで割り振りをやればよいと思いますが、ちゃんと把握しておきたい“味方”と抑制していきたい“敵”をしっかり把握することが大事だと思います。
このくらいのややざっくりした分類がおすすめです。
1食費(主にスーパーやショッピングモールでの利用)
2外食費(レストランの利用)
3水道光熱費(電気・ガス・水道・携帯電話・インターネット)
4生活必需品(ドラックストアでの利用)
5娯楽費(旅費や会社の飲み会など)
6服飾費(ZOZOやアウトレットでの服飾費用など)
7特別支出(大型家電や車検費用、税金など)
8除外(割引や立替したものなど)
大事なのは、服飾費や娯楽費をしっかりと把握して顧みること、そして余計な支出の発生を抑えることなのです。
昔のたろーくんは職業柄、細かくやっていましたが、初めは上記項目でよいのではないでしょうか?厳密にやりすぎないことが大事です。即断で分類することが長続きするコツです。
スーパーで食費と生活必需品買われる方もいるかと思いますが、この二つは性格が似ているのでちょっとくらい混じってしまっていても問題はないと思います。そのくらいの大人の余裕を魅せてやりましょう。
手順④ 入力補助用のリストを利用して明細を分類

「項目列」を範囲指定し、「データ入力規定」を選択する。上記画像に倣って設定することで、「項目列」をアクティブにしてAltを押すことで先ほどのリストから簡単に選択することができます。
手順④ いよいよピボットテーブルを挿入

ピボットテーブルは表全体を指定したうえで、「挿入」のメニューから押します。シートが1枚追加されて、それぞれの項目ごとに集計されたリストが完成します。
それぞれを押すと中身を確認できますし、数字にして張り付けることもできます。何か月か続ければ、グラフ化して管理することもできます。
完成した表はこちら▼▼

日毎に集計したい場合は、こんな応用も出来ます。

ピボットテーブルをクリックすることで、項目ごとにローデータを集計することもできます。

まとめ
分析後に保存する際には、Excel形式で保存してください。CSV形式のまま保存しようすると、すべて元通りになってしまいますよ。次月分が確定したらまたCSVファイルをダウンロードし、初月のファイルに移動すればまたリストを作成する必要はありません。
また支出項目の列をリストから入力できるように変更するところからスタートです。
もし御興味がある方がいればご連絡いただければ詳しい作成の仕方をお伝えします。Skype等で個別のレクチャーもしたいと考えていますので、twitterフォロー&リツイートの上、ご連絡ください。
ご清聴ありがとうございました。
▼▼完成したサンプルファイルのダウンロードはこちらから▼▼
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